第10回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

今回も、ご多忙の樋野興夫先生に来ていただきました!本当に感謝です!

IMG_9638yodobashi   裏庭の草花に心慰められます。各テーブルの上に☆

全体の参加者が65名程でしたが、新しい方々が15名以上おられました。
また、月に一度メディカル・カフェでだけお会いする常連の方々も5名程おられますが、すっかり「家族」です☆
リピーター率が非常に高いのですが、その方々の多くが「樋野先生の素晴らしい風貌を拝見するだけで元気になるのに、講話も素晴らしい!毎回、この日はカレンダーに赤で○をつけている」とおっしゃられています。
毎回のことながら、「通りがかりに看板(チラシ)を見ました」「近所です」・・・などのきっかけで来て下さった方も結構おられて感謝でした。
初めは、お互いに知らない者同士ですので、少々緊張した感じですが、樋野先生の講話を聴いて、カフェタイムになり、一言二言話しているうちにあっという間に随分前からの友だちのように・・・各テーブル相当盛り上がり、話が尽きない感じです・・・。もちろん、ほとんどお話されない方もおられるのですが、お互いに苦痛な様子はなく、全体の雰囲気としてすごくほほえましい様子でした。

玄関の「微笑ましい動物の笑顔の写真」は、今月も大変好評でした。皆さんほのぼのとした感じになられたようです。

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さて、今回の樋野語録の中からおすそ分けです。
あちこちから感嘆の声が聞こえてきました。

今回、参加したいと願いながらも体調の理由などでどうしても参加できなかった方が、スタッフが把握しているだけで7名おられます。また、まだお会いしたことはないけれども、「言葉の処方箋」を今必要としてえおられる多くの方や、このサイトの愛読者のために、今月も「樋野語録~言葉の処方箋」を喜びを持って継続してお分かちさせて頂きます。

 

☆どんな状況の中でも、その生き方が「ほほえましく」見える人がいる

☆「夕暮れ時に光がある」人物に感動する

☆最後の5年間が大切。若き日は苦労しても良い

☆体は健康でも怒っている人が多い。怒っていると周りの人も辛い

☆沈黙の世界でも良いから、同じ空間で過ごすのに苦痛でない人間になる

☆寛容な精神を持つ

☆「正論」より「配慮」

☆新渡戸稲造に教わった東大の総長、南原繁「明治以降新渡戸稲造に優る人間はいない」

☆賀川豊彦「永遠の青年 新渡戸稲造」

☆偉大な人物の共通点は「偉大なお節介(余計なお節介ではない)」をやいている

☆人間はおせっかいをやいてもらいたい生物

☆「余計なお節介(嫌)」と「偉大なるお節介(うれしい)」の学びがカフェ。

☆相手に苦痛を与えない人物

☆講演会やカフェに出る理由

☆『人生から期待されている』という深い学びの時

☆人生の目的は、品性の完成!
 苦しみ → 忍耐 → 品性 → 希望
 苦労にも大切な深い意味がある
 毎日楽しいだけの人には、品性がない、希望がない

☆その人らしいもの(キャラクター)が発動するには?

☆境遇に関わらず歯を食いしばって人を褒める(我慢するのではなく、より積極的)

☆人生のバージョンアップ(階段を上る)

☆人生は出会いできまる

☆どんなに小さな花(存在)でも宇宙を語れる

☆誰が言ったか

☆「純度の高い専門性」と「社会的包容力」

☆悩みの結論を得ようとしたら疲れるが、お茶を飲むとなんとなく解消される

☆「馬を下りて花を見る」 同じ目線で  名医

☆病気であっても病人でない社会

☆「私がいい加減に見えますか?」

☆「専門性」と「ジェラシー(嫉妬)」

☆日々勉強

☆病気や治療ではなく、人間関係で悩んでいる人が多い。
 病院の先生は答えてくれない。 本当の悩みを打ち分ける場がない。

☆「本流」と「支流」

☆源流の世界で生きる

☆社会(人)に自分の人生を提供する

☆セカンドオピニオンショッピング

☆大切な物は少ない。一つぐらい。

☆無頓着なほどに大胆になる。わきを甘くする。

☆悩みが解消されたら、出て行って、その後は人のために仕える。「サマリアの女」
 「あなたはどこにいるのか」
 「私はここにいます。私を遣わしてください」

☆「風貌(雰囲気)は、一夜(一瞬)にして変わる」

☆体験を通して学ぶのは立派。でも、人の話を聞くのはもっと立派。謙虚さを学ぶ。

☆何もしゃべらなくてよい

☆全てのことを忘れた後に残っているものが教育

☆病理学、形態学は、風貌を見て心を読む

☆温かい他人、冷たい親族が今の日本には多い

☆日本は劣化している  数年後にわかる

☆「劣化」とは?

☆「習慣」をつけるとは?

☆最後まで犠牲になるかどうか

☆与える人生は、自分が犠牲になっても、心が豊かになる(自己放棄)

☆がんは誰もなりうる。今は、2人に1人。生きることが、がん化。

☆物事が起こった時の反応は、自由意思。 反応の仕方を日々練習しておく
 一人苦しまなくても済むようにしておく。

☆「お茶」の重要性

☆副作用なし、無料なのが、がん哲学外来
大切な物は無料。ゴミの中にある。ゴミの中に光は輝く

☆優先順位をあげれるものをもっておく

☆世への良い贈り物として去っていく

☆視点が変わる

☆30秒

☆どんな人間でも役割を与えられている。そのために生まれてきた。
 生まれて数時間でなくなる子の人生の目的は何?
 両親が10年後に「この子が生まれてきたから今がある」・・・。

☆あいまいなことは分かりませんと言うのが科学的。
 「How」は分かっても、「Why(なぜ)?」の結論はない。
 グレーゾーンを確信をもって語るには愛しかない

☆愛が不足していたらセカンドオピニオンショッピングが続く。

 

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参加者の方々からは以下の声などを頂きました。

☆樋野先生との面談をされたかたが、一瞬にして別人に!
   Aさんと同じテーブルのBさんより
「同席になった時、Aさんが、何か大変な大きな悩みをもっておられ、緊張されていることは分かったものの、何と声をかければよいか分からなかった・・・。しかし、面談から帰って来られると、なんと、笑顔と、あふれんばかりの柔和さの別人のように輝いて戻ってこられました。人は一言によって一瞬にして変えられるんですね・・・!!!」

☆初めは知らないものどおしで少々緊張していましたが、お茶を飲んでいるうちに不思議と次第に打ち解けて、他ではできない色々な話ができました。ここに来られている背景はお一人お一人全く違うのですが、笑いあり、涙あり・・・ざっくばらんにいろんな話ができ、素晴らしい出会いに感謝いたします。また来たいです!

☆久しぶりに会った友人同士で同じテーブルでした。お互いの健康のこと、生活で直面していることなどを話しました・・・。自分に足りなかったことが分かりました。「歯を食いしばって人を褒める」・・・を実践したいです。

☆私は、脳梗塞で重度のうつが治りました。思わぬところに喜びがありました。これからも楽しみです。

☆医療の専門家が同じテーブルに2人もいて下さって世界を広げて頂けました。

☆色んなチャンスを生かしていきたいです。

☆樋野先生の話に大変感動致しました。今まさに必要な処方箋でした

☆最後まで参加できなかったのですが、少しでも参加できてよかったです。必要な処方箋を頂けました!

☆最後の20分だけ滑り込むようにして入りましたが、来てよかったです。毎回楽しみにしています。 

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どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

 

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

ちなみに、「一般社団法人 がん哲学外来」のHPにも今後の予定が毎月アップされる予定です☆

次回は、5月28日(木)13:30~16:00

個人面談をご希望の方は、毎月3日前までに事前予約が必要です。
申し込み方法は yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でOKです。

※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

日本・世界を駆け巡っている樋野先生が、今年も一年間お越しくださいます!
ものすごい破格の恵みです!皆様のお越しをお待ちしております!
ただし、ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

※淀橋教会への行き方は こちら

 

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