私どもの教会は2004年に創立100年を迎えた、歴史と伝統を持った教会です。

創立以来今日に至るまで約1世紀の間、ここ新宿大久保の地に根を下ろし、愛と聖さに満ちた人間関係の育成のために奉仕してきました。そして今後もなお一層この地から日本の国内はもとより全世界の地の果てに至るまで、キリストの愛とその聖なる生涯からのあふれでる愛のメッセージを発信していきたいと願っています。

また、新会堂を舞台にキリストの愛と聖なる生涯にならい美しい人間関係と愛に満ちた交わりを繰り広げることにより、豊かな神の愛の共同体を形成していきたいと切望しています。私どもはこれを“アガペー(神の愛)共同体”とよんでいます。

アガペーとは、自らに敵対し、不利益をもたらす相手のためにさえ、あえて自らの犠牲を甘受して、その相手の祝福のために、献げ仕えて行く、何一つ見返りを期待しない、心と生活(生き様)です。

アガペー共同体形成こそが今日の愛が失われた人間関係の癒しの道と確信するものです。今日人々の心は深く病み、大きく傷ついています。ただ苦悩と暗黒が日々増大するばかりです。その中でアガペー共同体こそが全人類が真に求めている理想社会の構築の業ともいえましょう。

主イエスはいわれた『私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい』(ヨハネによる福音書13:34)
聖書 新共同訳: ©共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
©日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

宗教法人 ウェスレアン・ホーリネス教団 淀橋教会
主管牧師 峯野龍弘

峯野龍弘プロフィール

峯野龍弘は、1939年横浜に生まれる。日本大学法学部、東京聖書学校卒業後、1965年~68年日本基督教団桜ヶ丘教会で牧会。1968年淀橋教会に就任、1972年より同教会主管牧師をつとめて現在に至る。ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会および同教会の各地ブランチ教会を司る主管牧師でもある。その間、ワールド・ビジョン・ジャパン総裁、日本福音同盟理事長、日本福音連盟理事長、ビリー・グラハム東京国際大会実行委員長、日本プロテスタント宣教150周年記念実行委員会委員長等を歴任。米国アズベリー神学校、韓国トーチ・トリニティー神学大学より名誉神学博士号授与。現在、特定非営利活動法人「ワールド・ビジョン・ジャパン」名誉会長、特定公益財団法人「国際開発救援財団」評議委員会議長、社会福祉法人「こころの家族」評議員、社会福祉法人「日本キングス・ガーデン東京」理事。日本ケズィック・コンベンション中央委員長、日本CGNTV番組編制・推進審議会会長、アガペー・ファミリー・ケア・センター(AFCC)代表、駒ヶ根パノラマ愛の家理事長・館長、日本アパ・ルーム委員会委員長等をも務めている。国内、海外のキリスト教界のみならず広く講演活動に従事。キリスト教テレビ、ラジオ番組でもレギュラー出演。

峯野龍弘の主な著書には、自伝「愛ひとすじに」(ヨベル)、「愛による人間関係」(新生運動)、「聖なる生涯を慕い求めて─ケズィックとその精神─」(教文館)、「真のキリスト者への道」(いのちのことば社)、「聖なる生涯を渇望した男―ジョン・ウェスレーの生涯―」(ヨベル)等がある。CD「ああ、十字架」(ゴスペル・ワールド)をリリース

峯野龍弘のアガペーブログ
日本CGNTV「信仰と人生」