アガペーCGN第58次:6月30日(月)~7月3日(木) 岩手県大槌町

今回は4名の隊員の中に名バイオニストと名編曲者がいたので、今回のために素晴らしいオリジナルCD(伴奏、BGM)を作成し、「心癒すバイオリンの音色」と、「息の合った人形劇」と、隊員たちの「とびきりの笑顔」を届けさせて頂きました☆開始時間の随分前から、再会を楽しみにして待って下さっている方たちも複数おられ、ビックリしました☆

最近では、仮設住宅から復興住宅や一軒家、他の地域に移られる方がかなり増えており、仮設住宅に今もなお住んでおられる方々は寂しくもあり、不安でもあり、複雑な思いを抱えておられるようでした。

6月30日(月) 晴れ

みなさんのお祈りを受け、午前10時に出発。
天候も道中の運転も守られて、宿に到着し、明日からの打合せと劇の練習をして備えました。

7月1日(火) 晴れ

昨日は(大槌町は)大雨だったようですが、今日は青い空に白い雲、爽やかな風で気持ちの良い天気に恵まれました。

午前は、幾つかの仮設団地が集まった地域のA集会所に行きました。到着した時にはなんと、既に数名の皆さんが椅子に座り、期待して待っていて下さいました☆

まずは、バイオリンで、元気のでる「あまちゃんのオープニングテーマ」を演奏し、バイオリンの伴奏に合わせて皆さんと「上を向いて歩こう」などを一緒に数曲歌いました。また、人形劇「お前、うまそうだな」にもチャレンジしましたが、皆さん目を輝かせて見て下さいました。どの曲も喜ばれましたが、大槌町では何と言ってもやはり演歌です!オリジナルCDとバイオリンの伴奏で演歌を歌いましたが、皆さん大きな声で大熱唱されていました☆

そして、喉も渇いた所で、フルーツポンチをお出しし、交わりの時を持ちました。

その後、気分を新たに「情熱大陸」の演奏から再開!最後の曲「川の流れのように」を、しんみりと、しかし大きな声で歌い終ると、アンコールの拍手を頂き、アンコール。職員の方々も大変喜んで下さり片づけも手伝って下さいました。男性も数名出席して熱唱し下さり、記帳して欲しいノートを持ってこられる方もありました。36名の参加者でした。

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次の会場までの移動中、城山公園から大槌町や海を眺めました。嵩上げの山やたくさんのダンプやパワーショベルの車が見え復興は進んでいるように見えます。また、吉里吉里半島の筋山展望台からは、雄大な太平洋を展望!入り組んだ入江など、素晴しい景色、東北の美しい自然に圧倒されました。
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午後は、デイサービスセンターBでのひと時。23名の方々が集って下さいました。皆さん手拍子をしながら元気に歌って下さり、ここでもアンコールの拍手。演奏された「トトロメドレー」では、曲に合わせて、お部屋の中を子ども達が行進して大拍手!感謝でした。

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その後、グループホームCを訪れました。手拍子をして下さったり、指揮者のようにシッカリとリズムをとって手を振って下さったり、歌詞を見ずとも歌を口ずさんでくださったり・・・それぞれに楽しんでいただけました。普段と全く違う利用者の方々の様子に、職員の方々も写真を撮る程、驚かれました。音楽は、心の底から元気にしてくれますね☆感謝!

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その後、ジョイフルハウスを訪問し、近況を伺いました。復興のためにはまだまだ多くの課題が山積みであると思わされたことです。その後、「この地に神様のご計画がなるように」「先生達のお働きと健康も守られるように」心合わせてお祈りしました。

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7月2日(水) 晴れ

午前は、何度も訪ねているD仮設団地に行きました。顔なじみの方も沢山おられるのですが、この仮設でも、既に多くの方が復興住宅へ移っておられる中、今も仮設住宅に残っている方々の寂しさが伺えました。昨日と同じく「あまちゃんオープニングテーマ」からのスタート。その後、冬季オリンピックのフィギュアスケートで羽生選手が選んだ「パリの散歩道」などの演奏で、バイオリンの音に浸りました。一緒に懐かしい曲を沢山歌い、人形劇も楽しんで頂き、最後にはやはりバイオリンの伴奏の「演歌」で盛り上がりました。マイクを回すと男性の方々も喜んで熱唱して下さいました。ところが、終り頃になって、総理大臣が近くに来られるという事で、地元の方々の希望により早々にプログラムを終了するという展開になりました・・・。ご本人たちの希望に沿って、集会場に集っておられた方々を車で送迎し、皆さん安倍首相と握手をすることもでき、相当喜んでおられました。総理大臣は、建設中の復興住宅を視察しに来られたようですが、役人やSPや報道陣の数は、物々しいものでした。

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お昼は、毎回アガペーCGNが立ち寄るE商店☆いつも自然の味を生かした地元の美味しい食事を提供してくださいます!

その後、いつも立ち寄るFガソリンスタンドで給油。「アガペーさん☆待ってたよ!」といつも声をかけてくださいます☆

午後はG仮設団地で、素敵なひと時☆楽しみにこの日を待っておられた方もおられたようで、励まされました☆和気あいあいと演奏や歌が進むうちに、マイクが回り・・・みんなで楽しく歌うことができました☆

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その後、もう一か所の仮設団地Hに出かけました。談話室ですので、こじんまりした中に小さな椅子を並べ、来られる方々を待ちました。ここは街中からは少し離れているために、魚屋の移動販売車が来ると、席をはずして購入される方もおられましたが、バイオリン演奏に耳を傾け、共に演歌などを歌い、フルーツポンチで喉を潤しながら楽しい交わりのひと時を持つ事ができました。皆さん、震災当時の事を昨日の事のように覚えておられ、胸の内を語って下さいました。

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その後、仮設団地Iや、Jさんたちや、「アガペー農園(畑)」を訪ねました。畑では、「ひょっこりひょうたん島」にちなんだ“ひょうたんプロジェクト”に取り組んでおられました。
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7月3日(木) 晴れ

途中、岩沼のWH教団の拠点に立ち寄り、EM菌培養液を頂いて、帰京しました。

皆様のお祈りに心より、御礼申し上げます。