第37回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」 3周年記念スペシャル

今回は、待ちに待った「よどばしカフェ」3周年記念!本当に3年間ありがとうございました。実に多くの方が身を置いてくださいましたが、この間に天に凱旋していかれた方も何人もおられます。このカフェで、どれほど多くの方が、慰められ、希望を与えられ、力を与えられて来られたことか。平安のうちに天国にやすらかに逝かれた方々を思うときに胸がいっぱいです。・・・。「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」に身を寄せることがなかったら、きっと「死」を喜びをもって受け止めることはできなかったし、しかも「死は終わりではなく、永遠にいたる素晴らしい始まり」だと味わえなかったでしょう。今回も、通常にも増して多くの初めての方も一緒に、沢山の方々と共にお祝いできたことを感謝申し上げます。日本では2人に1人はがん・・・。樋野先生の含蓄のあることばに耳を傾けながら、目の前の現実に新しい視点で見ていくとができるように願いつつ会が始まりました。

  

 

 

司会者より、本日の流れの説明があり・・・

 

まずは、樋野先生の大好きな「365日の紙飛行機」を皆さんと熱唱。

 

樋野先生の情熱と時代的必要が風となって、よどばしカフェは、ここまで運ばれてきました。そこで、樋野先生への感謝の拍手!そして、樋野先生の笑顔の「似顔絵」と、似顔絵が表紙になった「三周年の記念冊子」がプレゼントされました!先生、本当にいつもありがとうございます!

記念冊子は、先月のカフェの終了後、樋野先生が突然スタッフ達に「スタッフでない方にも声をかけて、参加者の皆さんで三周年の思い出を書くと良いね!僕は巻頭言を書くよ」との一言で作ることになった物です。あまりにも突然のことにその時にはスタッフ一同・・・フリーズしてしまいました・・・。しかし、せっかくの先生からの提案ですので、初めての経験でしたが、とにかくやってみることにしました。カフェに定期的に参加して下さっている方も、病状のためにたまにしか参加できない方も、それぞれに心を込めて執筆した物です。連絡先が分からずに、執筆依頼ができなかった方々もいたのですが、次の機会に是非ご参加下さい☆良き思い出づくりになります☆樋野先生は「されど宴会」というタイトルも、似顔絵も大変気に入ってくださいました!

 

               

 

次に、皆様にも(ピアノとバイオリンによる)アンサンブルのプレゼント。本当は、ピアノは、Aさんが弾いてくださる予定でしたが、数週間前に突然の病に倒れ、なお入院中でしたので、Bさんが急きょ奏楽してくださいました。バイオリン奏者からは「主人が先週がんの手術を受けました。・・・。樋野先生が居て下さることを感謝します・・・これからもよろしくお願いします」と語られ、「愛の挨拶」「カッチニーのアベ・マリア」「カノン」の3曲が捧げられました。厳しい状況の中でも、ジョイフルに満たされての感動的な演奏でした。初めて参加される方の中に、ハンカチを握りしめて、感動されている方も、涙をぬぐっておられる方も複数おられました。音楽の力はすごいですね!

    

 

次に、今までやったこともないのですが、3年間を感謝して、また、これからの働きを祈願してお茶(こだわりホットコーヒー、美味しいホット紅茶、冷たいお茶)で「乾杯」を致しました。地上でこのカフェに集うことを許されたお互いも、先に天国に逝かれた方々も共に樋野先生に感謝しています。さらなる樋野先生の尊いお働きのために、メディカル・カフェのさらなる展開のために共に心合わせて「乾杯!」

 

そして、「特別対談」!あえて、何の打ち合わせもしていなかったのですが、お一人お一人からジョイフルが伝わってきました。淀橋の峯野先生が司会、樋野先生、スタッフの方々の中から3人、合計5人の対談となりました。基本は、登壇された5名の方々の対談でしたが、時折、マイクはフロアーに居られる皆さんも回ってきました。

  

  

 

司会者:樋野先生への感謝。では、それぞれに3年間の感想などをどうぞ。

Aさん:毎月、樋野先生のお姿を拝見しながらお話を聞ける恵みを心から感謝しております。「がん哲学外来」と言う言葉をこの場所で初めて聞いた3年前。がんの話を沢山聞くのかと思ったら、がんの話はそんなに長くはなく、「言葉の処方箋」という言葉が心に留まりました。「薬の処方箋ではなく、言葉の処方箋ってどんなのかな?」と興味を持ちました。一番初めに、樋野先生がおっしゃったのは「がん哲学外来の役割は、がんの患者さんと医療の間にある隙間を埋めること」「患者さんの悩みは、がんの治療そのものではなく、がんを抱えて過ごす日常生活の中にある」ということをおっしゃった時に、「やっぱり人間関係が大切なんだな」と思いました。AFCC(淀橋のカウンセリング)で学んでいる者として「言葉の大切さ」「日々相手を思いやる気持ち」について、いつも伺っていたので共感でき、自分の中で新しい学び、しかも医療的な面でも広がっていく喜びが湧いてきました。そして『これは、毎月どんなことがあっても参加したい』と思ってここまで来ました。「言葉の処方箋」が、どなたの心にも伝わることを感じ、いろんな方に樋野先生の本をお渡ししたり、お話をさせて頂きました。先生の言葉を伝える役割として、『“隙間”を埋める使命を頂いた』という気持ちでがん哲学外来のメディカル・カフェに参加させて頂いております。

 

Bさん:いつもありがとうございます。主人が胃の全摘をしてから、出社まで約8カ月ありましたが、その間、本当に大変でした。よく隣の部屋で泣いたことがあります。そのような経験がありましたから、『先生ならば、がんの患者さんにどのように対応するのかな?』と興味をもって出席するようになりました。本当に『先生のお話を伺っていたらもう少し心が柔らかく主人に接することができたのではないかな?』と思っております。特に、いつも心にあるのは「歯を食いしばって人を褒める」です。それがその時に分かっていたら『もう少し、主人に優しく言えたかな』と思っています。そして、カフェと言う意味がだんだん分かってきまして、『私もいずれ家でカフェをやりたいな』と思っています。そして、最近先生が最後におっしゃる「今日も格調高かったですね」という言葉がとっても好きです。そのことを思い出しますと心が温かくなってうれしく思います。毎回出させて頂いております。

 

Cさん:「がん哲学 メディカル・カフェ」とは、いったい何だろうか?さっぱりわからなかったので、ホームページを見させて頂いて『医療の隙間を埋める』働きであることが頭ではわかりましたが、具体的にはよくわからないままのスタートでした。分かっているつもりだったことが『3年が過ぎた今になってようやく分かってきたことがあるかなあ』という感じがしております。『樋野先生は、本当に人間の心をよく理解されている先生』だと感じております。先人たちの言葉の蓄積だけではなく、「人間の心」を理解されておられます。そして、この場は、樋野先生の話を聞くだけなく、「カフェ」の時間がありますが、実は、樋野先生の話よりもお茶を飲む時間(交わり)の方が長いんです。だけど、皆さん、ほとんどが初対面の者同士なのに、お茶の時間に花が咲くんです。まるで以前からずっと友達だったかの如くに・・。やはり、人との交わり、人と一緒にいることがどんなに大切なのか感じました。理屈ではなく、「人と一緒にいることの大切さ」を実感した時に、『これがメディカルカフェなんだ』と分かるようになってきました。「がん」という厳しい現実を抱えながら、忌憚(きたん)なくお話されている姿に感動します。また、家族には言えないけど、こういう場所では不思議に話せるようです。実際に、この会に出たことのあられる方で既に天国に逝かれた方も何人もおられます。彼らを思うときに、その時の雰囲気がよみがえってきます。人と人のつながりの中に生きてることに意味があることをこのカフェで体験しました。今になってやっとカフェの中身が実感してきたように感じております。

 

司会者:一緒にカフェに出て、一緒にお茶を飲みながら交わる中で、触れ合い以上に、相互に心を寄せ合っていく関係の中で癒されていく体験をもたれた方が沢山おられるようですね。では、Dさん(会場の中)にもインタビューを・・・。

 

Dさん:「メディカル・カフェ」の特徴は、初めての人との出会いの中で、「がん」という重いテーマをもった話をお互いにするのですが、今までの「常識」の中から考えて、今までにはなかった「場」だと思います。その中で、同席になった看護婦さんたちから医学的なことを教えて頂くことも多かったです。私は、子どもと主人をがんで亡くしていますし、私自身もがんにかかりました。テーマが「死」につながる「がん」という非常に重いテーマをもっているのに、皆さんとの会話の中で、マイルドに受け止め合っていくことができるのが不思議でした。「病気であっても病人でない」などの言葉の処方箋を実感として体験できる場でした。自分一人だとそのようには思えなくても、同じ病をもった、同じステージにいる者同士の話の中に、どこか慰められ、浄化されるような感謝な場です。お互いに深い物を持っていますから話が深いです。

 

司会者:いかがでしょうか?3年間過ごしてきた「がん哲学外来 メディカル・カフェ」というものの、豊かさ、素晴らしさ、恵みを少しでも感じて頂けたかと思います。記念誌の表紙の裏に書かれている「樋野語録」には、このように書かれています・・・。(詳しくは、記念誌をご覧ください)
それぞれに一番心に残った、また、ここ一番でお役にたった樋野語録は何ですか?

 

Aさん:「偉大なるお節介(相手の必要に共感する、自分の気持ちで接しない)」と「余計なお節介」の違いです。「人生の目的は品性の目的」の「品性」と言う言葉に非常に魅力を感じました。「困難、試練は誰にでもやってくる。その時に、如何に耐えるのか?その時に、人のためになることのためにいかに気持ちを向けられるのか?」自分の中で心に置いておきたい言葉です。

 

Bさん:「日間」と言う言葉が心に残っております。「人と競争しない」「自分を与えると人生が豊かになる」「あくせくしないで新しいことに向かう」と言う言葉の処方箋が特に心に残っています。

 

司会者:皆さんの中に癒す言葉、生きるための真の目的、人間であることの尊厳がしっかり根差しているようですね。日々の出来事の困難、マイナスに見えることがプラスになるという発想が素晴らしいですね!マイナス×マイナスはプラスであり、問題が多いことはむしろ豊かなプラス。先生ご自身として、カフェを開いたことを良かったと思ってるに違いないでしょうが、今後のカフェにかける意気込み、ビジョンを伺って、このひと時を結びたいと思います。

 

樋野先生:「メディカル・カフェ」の一番の学びは「人生は365日の紙飛行機」。これが良いね!他のカフェでは、この歌を歌わない。歌詞の「その距離を競うより、どう飛んだのか、どこを飛んだのか、それが一番大切なんだ」が良いですね!田舎で育ったから、周りは畑、野原。草はしおれて、花は散るというのを見て育った。しかし、それが人生。「わたしは決してあなたを離れず、またあなたを見捨てない」というのが、「がん哲学外来」の基本。『誰かが関心をもっている』ということがいかに大切か。『あなたのことを気にしてる』というだけ。わが故郷で育った時に、「いつも30メール後ろから見ているおばあさんの目」が、がん哲学外来の基本的な心です。人間は何かに気づく。その「気づく場」を提供するのが大切。「全ての物を忘れた後に残るのが教育」ですね!

 

司会者:一人でも心に関心を持ってくれる人がいたら生きていけるのですね。・・・。

   

   

 

そして、次は約1時間の「カフェ & 樋野先生との面談タイム」
人生の中で教訓的な言葉は他でもたくさん聞くことがあるでしょうが、「がん哲学外来」では、「がん」という大変な状況だからこそ、言葉の一つ一つの響き方が違うし、人との交わり、つながりが違った意味を持ってくるのもかもしれませんね。
「余計なお節介にならないように、相手の気持ちを考えながら良き時をお持ちいただけたら」という司会者の一言に大笑い。お互いに心当たりがあったのかもしれません(笑)。

 

あっという間の1時間が過ぎ、各テーブルでどのような話をされたのかのレポートして頂きました。

☆友人がこのカフェのために夜行バスに乗って来てくださいました。

☆皆さん、初めての方々同士でした。それぞれに違う環境でしたが本当に参加して良かったと思います。

☆今日初めて来られた方たちと共に「交わりの大切さ」などについて話しました。今日参加して本当に良かったと思います。

 

  

  

 

そして、最後に樋野先生の格調高い講話!
☆まずは、3周年記念誌の樋野先生の巻頭言をお読みくださいました。・・・・・・・・・・。
 (詳しくは記念誌をゲットしてお読みください)

 

☆「40代は、自分の好きなことに専念せよ」
 →日本人は、自分の好きなことが分からない人が多い。
 →自分にとって一番大切なことが何か問われた時に答える訓練がされていない。
 →よく恩師から「40代で人の面倒をみるな、50代になったら人の面倒を見よ」と言われた。40代で人の面倒を見たら強迫観念に陥る。いつも人の面倒を見なければならない
と思う。

 

☆「70代の心得」は・・・。

 

☆「75歳を過ぎてから人生を語れ」
 →アイゼンハワー大統領が75歳になってないときに、ドイツの首相が彼に言った言葉
 

☆階段を上る如く身長が伸びたと思うのが人生。成長。
 →坂をだらだら上るだけの人生ではダメ。

 

☆「歯を食いしばって人をほめよ」は日本人に対して語っている・・・。
 →悲壮感が漂う・・・。大切なことは人を褒めると風貌が変わる。
 →アメリカ人に対しては「Enjoyエンジョイ」「リラックスせよ」、心から無邪気になる。

 

☆「空っぽの器」になると良い。
 →知識を学ぶのは、人格を成長させていくため。
 →人格成長につながらない知識は「ほっとけ」「気にするな」。

 

☆家族、職場、学校、対人関係の悩みは、ほとんど「ほっとけ」。
 →人と比較するから悩む。
 →ほっとくと「日間」になる。太陽の光が尊厳に触れる。
 →本当の隙間は一人の人間の幅。
 →がん哲学外来に来てお茶を飲むのは「ほっとけ症候群」になるため。
 →人間にとって大切なものは少ない。

 

☆日本人の特徴は夜の6時に無性に寂しくなること。
 →昼間は一見華やいだ生活をしているようでも。
 →日本人には、Enjoy(エンジョイ)がない
 →一人になった時にジョイフルがない
 →健康な時から一人でいても苦痛にならないジョイフルの訓練が必要

 

☆忘れるのが大切。ほとんど忘れるのが健康。
 →覚えておかなければならないのはほとんどない。
 →すぐに忘れる人間が高尚。

 

☆空っぽの器になる。
 →人が水を入れたくなる「暇気な顔」になる
 →暇な人間は、去っていく
 →暇になるのではなく、暇気な顔になる!

 

☆自分から動かない訓練
 →自分よりも困った人と話す時に、自分から先に席を立ってはダメ。
 →「看護婦さんは非常に優しいが、いつも時計を見ている」
  がん患者は敏感。
 →相手と話す時には時計を見ない
 →電話相談(いつ切っていいかわからない)

 

☆カフェは対話学の訓練の場
 →訓練は、やればできる
 →一番深刻な人が、一時間で「もういいよ」といってくれるような対話学の学び
 →1時間以上は長い。
 →1時間で解消する対話学の訓練
 →対話学とは、60分間沈黙の中に居てもお互いに苦痛にならない人間になるになるためにどうすればよいのか?
 →1時間たった時に「よかった。又来ますよ」と思ってもらえるような場所づくり。

 

☆雨は誰にでも降るが、どう対応するかは人間の自由意思。
 →病気になった時にどう生きるかは自由意思。
 →訓練のためのカフェ

 

☆何が起ころうと心を騒がしてならない。恐れてもならない。
 →淡々とする

 

☆樋野先生の夢は7人と「天国でカフェをする」こと。
  (勝海舟、新島襄、新渡戸稲造、内村鑑三、南原繁、矢内原忠雄、吉田富三)
 →夢を人前で語る人物になる。
 →新約聖書黙示録19章17節、18節  肉を食べている  ユーモア― 
 →子どもが両親と食卓で話す。子どもが話しかけてくれたことを両親は喜ぶ。
  これが教育。

 

☆偉そうに周りに言えることがあるかどうか?
 →樋野先生が浪人時代に接した人物は、東大の法学部学生時代の総長が南原繁。南原繁が言っていたことをいつも樋野先生に語っていた。そのことを樋野先生は周りの人間に
偉そうにしゃべっていた。これが大切。だいたい新渡戸稲造と、内村鑑三の言葉で、彼らの本を読むようになった。

 

☆人生、思い出づくり

 

樋野先生「本日も格調高かったですね!」

 

  

  

 

どなたか一人悩んでおられる方がおられたら、優しくお声をかけて「偉大なるお節介」をしてご一緒に参加下さるのも大切なことかと思います。樋野先生には、この3年間毎月来ていただきましたが、今日から新しい4年目が始まりました。これからもよろしくお願いします!先生は、暇気な風貌をされていますが、決して暇ではありません。全国各地を連日飛び回っておられます。超ご多忙です。でも、隙間を空けてそこに、ご自身をそっと寄せるようにして来て下さる貴重な時です。
見離すことも見捨てることもなく歩んで下さる方がいるというのは誠に幸いなことですね!これからの日々を充実してお過ごしになれるように☆皆様のご健康に豊かな祝福がありますように。どんな困難があっても不思議な平安が皆さん心を包み込んで下さるように願いつつ閉会となりました。

  

  

 

お帰りの時に、一人一冊ずつ記念誌が配布されました。今後も、ご参加された方にお渡ししたいと思っていますので、是非、お気軽にご参加下さい☆

 

 

 

 

次回は8月10日(木)13:30~16:00です。皆様のお越しをお待ち申し上げます☆

 

2017年12月までの予定も確定していますのでこちらをご覧ください。

 

 

※個人面談は、7月以外は3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。最近は、事前申し込みをしないと、当日では面談してもらえないことが多いのでご注意ください。

 ※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。 

 

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

  

 

 

樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます。本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

 

樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!

 

様々なことで、どうしても参加が難しい方には、沢山ある書籍の中から特に以下のものをお勧めいたします☆
先生が、よく言われる言葉に「人生の3大邂逅」があります。その中の一つ、「よき読書」です!

 いい覚悟で生きるがん哲学外来から広がる言葉の処方箋  明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい

見上げれば、必ずどこかに青空が  がん哲学外来へようこそ (新潮新書)

あなたはそこにいるだけで価値ある存在   がん哲学外来で処方箋を カフェと出会った24人

こころにみことばの処方箋 世界に広がる「がん哲学」      51-SVP5R6aL._SX330_BO1,204,203,200_

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※著書「がんに効く心の処方箋 一問一答」は、実は、最近の隠れた「メディカル・カフェ@よどばし」でのベストセラーです。他の本も人気があるのですが、ここ数ヶ月は一番人気です(笑)。

 

 

そして、なんと「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」が中国語に翻訳されました!
韓国語版も販売されていますが、題名が「偉大なるお節介」となっていますのでご注意ください。

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とにかくすごいです!次から次に毎月のように著書が出ています!

 

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆


※今後の予定は こちら

※淀橋教会への行き方は こちら

 

 

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さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。

現在94カ所ほどのメディカル・カフェが全国で行われていますが、全国に7千ヶ所必要と言われています。
医療の隙間を埋める場として、ますます必要が叫ばれているこの働きがさらに広がっていきますように!
世界の悩める人々のために豊かに用いられますように!