第19回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」
年が明けると何か全てが新しく変わるかのような錯覚をすることもありますが、年が変わったからと言って、病気が治るわけでもなく、うまくお付き合い☆
一人で病気と向き合っていると、いつの間にか燃え尽き症候群・・・。心の内をざっくばらんに話せる「スペシャル」であるのに、「町の中にさりげなく」存在する憩いの場所「メディカル・カフェ」の存在に大きな慰めを得ている方も多いようです。テレビ、ラジオ、インターネット、新聞、雑誌・・・様々な媒体を通して連日のようにその必要が唱えられています☆その一つとして「よどばし」もお役にたてたらと思っております。本年もよろしくお願い申し上げます。
毎回、毎回、「良き出会い」と「素晴らしい学び」の時が与えられ、新しい見方、考え方を知ることで、問題が解決しなくても解消していくから不思議です。学校や社会で誰も教えてくれなかった「対話学」の練習ができるのもメディカル・カフェの魅力です☆メディカル・カフェは、がん患者のためだけのものではなく、人間としていかに人間らしく生きるか(使命の気づき、人間関係の改善を含む)の学びの時です。
今月も、初めて来られた方が9名おられ、感激いたしました。昨年末のクリスマスの諸集会に折りこみされていたメディカル・カフェのチラシをご覧になられた方々、友達からの「熱い」お勧めで来られた方、インターネットで検索して興味があったから来られた方・・・本当に毎回新しい方が10名程おられることにビックリです。リピーターの方も大変喜んで下さり、「樋野先生の講話は、いつも格調高いのに、ほのぼのとしており、話を聞いてるだけで疲れた心身が解きほぐされる感じがするから不思議です」などの感想を述べて下さいました。
今回の樋野語録も素晴らしかったです。おすそ分けを致します。
先生の顔を拝見しているだけで癒される方も多いですが、「ことばの処方箋」も素晴らしいです!
☆「『休み』に何をするかは大切」
☆「休みに1冊本を通読する習慣」
☆「新渡戸稲造の『運命を拓きゆく者へ』」
☆「新渡戸のよく聞き、よく話すための7つの要件」
がん哲学外来の基本精神
①気取りを捨てる
②壁を作らない
③良く思われようとしない
④追従を慎む
⑤謙遜のし過ぎは無礼
⑥立場に応じて言葉づかいを変える
⑦相手から何かを得るよう心がける
☆「対話の訓練」
☆「人間はロビンソン・クルーソーのように、孤島に一人で住んでいたのでは、良い人か悪い人かわからない。」
☆「中学生が、シンポジュームを企画『哲学対話』」
中学生と高校生と樋野先生の対話
☆「人間は25歳までに考えることは全て考えている」
☆「25歳までに良き出会いをせよ!」
☆「浪人時代の19歳に出会った先生が、南原繁の東大総長時代の法学部の学生だったから、その先生から毎日南原繁の話を聞いた。南原が私の先生は新渡戸稲造、内村鑑三と言うので・・・。」
☆「社会に出てからいつか思い出す。脳の引き出しから。」
☆「1日1時間誰ともしゃべらないで一人で静かに考える習慣をつける」
☆「帰宅中カフェ」
☆「『衣食住のため』の仕事と、『生きがい』を求めるダブルメイジャーの生き方」
☆「70歳を過ぎる女性の鬱が日本では多い(世界で珍しい)。なぜ?」
☆「いいかげんでない」
☆「純度の高い専門性と豊かな社会的包容力」
そして、カフェタイム。カフェタイムの裏番では、樋野先生との面談がもたれました!
ワイワイとどのテーブルも盛り上がっています・・・初対面とは全く思えません(笑)が、素晴らしい事ですね!
各テーブル、豊かな時をもてたとのことでした。
☆「病気がきかっけでこの会に初めて来られた方も複数おられましたが、病気の苦しさ、状態を語ることができてよかったです。」
☆「先生のおかげで、解決できないことも、解消でき、笑顔で生活できるようになりました」
☆「解決できないが解消でき、笑顔で生活できる」
☆「初めて会った者同士なのに心の内を話すことができました」
☆「先生の雰囲気が和みました」
☆「毎日新聞~肝臓のような国を目指せ」
☆「樋野先生の高尚な話に感動しました。」
☆「使命、時間の使い用」
そして、後半の樋野先生の講話。ことばの処方箋です。
☆「壁を作らない」
新渡戸の伊藤博文に会ったときの印象。
☆「人前で自分のことを語るのは相当自信がないとできない」
☆「自分を打ち明ける自信を養う」
☆「人に隠さずに出す姿に出会った人は感動を覚える」
☆「日本肝臓論」
☆「人間の体は1個の受精卵から始まり、60兆の細胞でできている」
☆「異なる組織臓器は200種類」
☆「世界の国の数は200程」
☆「虫垂は何の働きがあるかわからないが、病むと発熱する」
☆「正常な時にごちゃごちゃいうからダメ。ほっとけばいい。」
☆「生命現象はごちゃごちゃいわない。歯を食いしばって人を褒める。困った時に助ける。」
☆「人の悪口言うと人生何時間あっても足りない。人を褒めると暇になる」
☆「日間」
☆「空元気が多い日本人」
☆「譲るだけ譲る。譲ったら文句を言わない」
☆「人と比較したり非難したりしたらダメ」
☆「習慣は学べばできる。良い習慣を身に着ける。習慣は苦痛でなくなる」
☆「良い習慣→風貌が変わる→周りが寄ってくる。」
☆「人間は敏感」
☆「顔立ちは変えられないが、顔つきは瞬時に変えられる」
☆「病気になると幼稚化する。太古の人間に変える。」
☆「頼りになる人がそばにいてくれたら良い」
☆「正論よりも配慮」
☆「30分間、同じ空間にいてお互いが苦痛でない関係になる訓練」
☆「風貌を見て心まで読む」
☆「動機が大切」
☆「思い出づくり」
☆「自分を良いプレゼントとして相手に与える」
いかがでしたか?
樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!
なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。
樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます☆本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!
ご多忙の樋野先生の霊心体が守られますように。来月も期待致します!!!
次回は、2月2日(火)14:00~16:30です。ご期待ください!
いつもと曜日も時間も変わっていますのでご注意ください!
個人面談も3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。
※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。
※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。
どなた様も、お気軽におらしてください☆
がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆
※淀橋教会への行き方は こちら
さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
ますます全世界に向けて発信ですね☆詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。