第7回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」
今回もご多忙の樋野興夫先生が駆けつけてくださいました!
なんという恵みでしょうか!早速、レポートいたしますと・・・
今回は、時事ニュースとして、「がん哲学外来ナース部会」「帰宅中カフェ」「各メディア放送の予定」などの話が語られました。確かに、医療関係従事者の方々も平等にがんになる可能性があり、医療関係者たちはがん患者を「世話をする」のは慣れていても、自分が癌になると違う鬱になるケースが多く、昨今では各地で「ナース」「医師会」などが主催でメディカル・カフェがもたれるようになってきているようです。また、かん患者の内ほとんどの方が現役で働いておられ・・・仕事帰りにフラッと立ち寄るカフェ・・・昨今非常にニーズが多いようです。また、抗がん剤の副作用に悩む「某ヘアー会社」と「某化粧品会社」が協力して、「温かい手、温かい心、温かい笑顔」と題して、「美容哲学」をもたれる地域もあり、全国各地で必要とされていることを改めて感じました。
以下、今月の樋野先生の名言集のおすそ分け!
☆「人間はお節介を焼いてもらい生物である。しかし、余計なお節介は嫌、偉大なお節介を求めている。」
☆「いかなる境遇にも関わらず『歯を食いしばって人を褒める』」
☆「悲壮な顔をしていたら人は近づいてこない。笑顔だと人が寄ってくる。」
☆「がん哲学外来の基本精神は、悩みの解消。言葉の処方箋。行き場。」
☆「全力を尽くしてあとは心でそっと心配する」
☆「誰が言ったかが重要」
☆「ごみの中に良い物、真実がある」
☆「イエス様の出生」
☆「あたはどこにいるのか」
☆「あなたはどこにいるのか?」
☆「日本はチーム医療が遅れている。患者視点に立っていない。隙間を埋める役割の試みの一つとしてがん哲学カフェがある。」
☆「人間は夜6時に寂しくなる生物。一人になった時に暗記できるものがあれば良い。」
☆「定期的にするメリットは手帳にかける」
☆「元気そうな人でも、『空元気』の人が多い」
☆「メディカル・カフェは『サマリアの女』の如く」
☆「人にはわからない苦しみはたくさんある」
☆「悲しい人が、『にもかかわらず』笑うと周りに感動を与える」
☆「自分の境遇にかかわらず、自分が意識的に変わる」
☆「人間は自分の命に気づかない生物。動物、植物は命を知ってる」
☆「自分を忘れると人が近づいてくる」
☆「置かれた場所で咲きなさい。苦悩を通して」
☆「苦悩は忍耐を、忍耐は希望を、希望は練られた品性を生み出す」
☆「生涯に苦しみのない人に希望はない。もりもり苦しんだほうがよい☆」
☆「人生に期待したらダメ。すべての人は人生から期待されている」
☆「出世街道を歩いていた人が、一瞬にして鬱になりうる」
☆「人生から期待されていると思うと必ず役割を与えられる」
☆「体験談は時には人を苦しめる。愛はことさら起こすなかれ(余計なお節介)」
☆「自分でできないことは人に任せればよい」
☆「患者のために支えようと思ってやると余計なお節介」
☆「名詞で善悪をつけられない。形容詞で善悪をつける。」
☆「自分でしかできないことが浮き彫りになる時」
どなた様も、お気軽におらしてください☆
がんの方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も・・・どなた様も大歓迎です☆
なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。
ちなみに、「一般社団法人 がん哲学外来」のHPにも今後の予定が毎月アップされる予定です☆
次回は、2月12日(木)13:30~16:00
個人面談をご希望の方は、毎月3日前までに事前予約が必要です。
申し込み方法は yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でOKです。
※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。
日本・世界を駆け巡っている樋野先生が、今年も一年間お越しくださいます!
ものすごい破格の恵みです!皆様のお越しをお待ちしております!
※淀橋教会への行き方は こちら