第15回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

今月もご多忙の樋野先生が駆けつけてくださいました☆今年のシルバーウィークも樋野先生は連日全国をメディカル・カフェ関係の講演会で東奔西走されていましたが、疲れた様子もなく、いつものように「暇げな風貌」「偉大なるお節介」「速効性と英断」で、ほのぼのと「馬を降りて」語って下さいました☆

大きな行事数個と予定が重なり、どなたか来られるかな???と楽しみにお待ち申し上げておりましたら、初参加の方も多く、とても喜んで下さって感謝でした。

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今月の樋野語録は
☆「勝海舟、新渡戸稲造記念」
☆「新渡戸記念総合病院」
☆岡山「たま駅長(和歌山電鉄の社員)の現代的意義」
  仕事帰りの寂しい方に無人駅でたまちゃんが慰めを与え、有名になった。
  本来は人間がするべきだができないから動物に頼む。
☆温かいまなざしと言葉のちょっとした声かけがあればOK。
☆小児がん病院。神奈川県と静岡県の「ファシリティドック」。
  ボランティアではなく、「社員」として9~17時まで働く犬。
☆「静かな温かい希望(期待)が必要」
☆ニーバー「変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を与えて下さい。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えて下さい。変えることができるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えて下さい」
☆「水車の法則」水が下りて反対側から受け入れて回る。
 境遇にかかわらず、自分のもっている物を出すと、また出す物を与えられる。
☆人間として同じ目線でお茶を飲む
☆その時に何も得ないように感じても、後になって思い出すことある。
☆「教育とは全てのものを忘れた後に残る物」  南原繁(東大の戦後初代総長)
  ちょっとした人間の風貌など
☆「馬を下りて花を見る」
☆「医療維新(患者の全ての必要に応える)まだ来たらず」
☆「メディカル・ビレッジ~共同体~万座温泉と出雲大社をモデルに」
☆「一人の人間を癒すためには一つの村が必要」
☆「冷たい親族に悩む。温かい他人を求める」
☆「30年後のことを明日おこる如くしゃべる」
☆「心の処方箋~良い人生は最後の5年できまる」
☆幻冬舎「明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい」

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先生からほんわかしたお話を伺った後は、カフェタイム。一緒にお茶を飲んで話す中に色んなことに気づいていくから不思議です。

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参加者からは以下のような声を頂きました。
「水車の法則の話が心に残りました。出す中に得る物があるんですね!」
「友人が、がん。私は、がんではないが病気で死ぬ思いをしたから参加しました」
「看板を見て参加しました」
「滅多に聞けないような良い話を和やかに聞けて良かったです」
「医者との相性に困っていましたが心が軽くなりました」  
「セカンドオピニオンをどうすればいいか?」
「データばかり見て患者の顔を見ない医者が多く、触れてくれる医者が減った」
「今が一番幸せです」
「人間関係、特に家族の悩みが多かったですが、話してすっとしました」
「変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を与えて下さい。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えて下さい。変えることができるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えて下さい・・・この言葉に今日出会えてよかったです!」
「毎回参加したいのですが、家族の状況とかなかなかうまくいかず、今回久しぶりの参加できて、しかも樋野先生に面談までしてもらえて極上の幸せでした」
「毎回、淀橋のメディカルカフェのアップを楽しみにしています☆」

 

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樋野先生のまとめの名言

「心にジョイフルがある人はハッピー」
「がん患者の方で空元気の方がおられる。人の前では明るくして、家に帰ると無性に寂しくなる傾向がある。夕方6時に無性に寂しくなる。この時に言葉があると暗記、唱えると少し時間が持てる。」
「初めにことばあり」
「風貌を見て心を読む」
「人の気持ちに共感せずに、自分の気持ちを押しつける人が多い♭」
「外国は、しゃべって理解し合う文化」
「日本はしゃべらずに雰囲気で空気を読む文化。分かち合うことに慣れてない。」
「病気の悩みでなく、人間関係の悩みが多い」
※胃ガンの人に料理つくって「食べろ食べろ」は、余計なお節介。食べられない。
※元気な時には、ほっとかれていたのに、体力が落ちてしんどい今のタイミングでデートに誘ってくれる・・・今更何を言っていますか?!
☆他人の必要に共感する。自分の気持ちで接しない。」
☆暇げな風貌。相手が動くまで動かない。椅子に座ってる。」
☆速効性と英断。人と相談しない。時間かかる。自分で責任をとる。」

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スタッフの3箇条。
①品性(人生の目的は品性の完成である)
②使命感(偉大なるお節介)
③犠牲を払う(自らは犠牲になっても、心は豊になる)

 

役割の3箇条
①個人面談
②場作り(来訪者にお茶をだす)
③研鑽(30分間の沈黙にも、お互いが苦痛にならない存在となる)

「自分の自由意志で決める。他人からの命令ではなく。風貌は変えられる」
「人間は死に気づかない生物」
「歯をくいしばって人をほめる習慣をつける。3日続けられたらできる」
「心の落ち着き場を得た人」

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樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます☆本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

ご多忙の樋野先生の霊心体が守られますように。来月も期待致します!!!

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次回は、10月22日(木)13:30~16:00です。ご期待ください!
個人面談も3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。

 ※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

ちなみに、「一般社団法人 がん哲学外来」のHPにも今後の予定が毎月アップされる予定です☆

※淀橋教会への行き方は こちら

 
        15medicalcafenewweb

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。