第13回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

時が立つのは本当に早いもので、今回は「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」の1周年記念でした!

この1年間、ご多忙の樋野先生を毎回お招きできたことは本当に大いなる恵みでした!
最近先生の顔がチャウチャウ犬のように見えてきた方がどうも複数おられるようです・・・(最高に褒めています)。「暇気な風貌」と「偉大なお節介」・・・状況によらずかもし出される「微笑ましさ」・・・。

yodobashimedicalcafe (18)   yodobashimedicalcafe (19)

yodobashimedicalcafe (20)   yodobashimedicalcafe (22)

そんな極めて素敵な樋野先生から今回は「ほのぼのとした人間関係~安心・安全・安息」と題してセミナーをして頂きました☆
すごく、高度な「格調高いお話(言葉の処方箋)」をユーモアを交えて、わかりやすく興味深くお話し下さりさり・・・皆さま、大満足のようでした。
参加者も110名でした!近所の方たちも複数来て下さいました。また、分かっているだけでも、つくばから駆けつけて下さった方もおられました。初めての参加者も10名程いたようです。近所の方からは、「テレビで見たことあるよ」とうれしそうでした!

yodobashimedicalcafe (16)  yodobashimedicalcafe (6)

yodobashimedicalcafe (7)  yodobashimedicalcafe (8)

yodobashimedicalcafe (9)  yodobashimedicalcafe (10)

 

樋野語録(言葉の処方箋)のおすそ分け・・・ほんの一部ですが、どうぞ!副作用ゼロです!

☆「教育とは、すべてのものを忘れた後に残るものをいう」 by 南原繁
☆「日本肝臓論(5つの特徴)」 
☆「生命現象で世界平和を語る」
☆「がん哲学と新渡戸稲造」
☆「馬を下りて花を見る」
☆「がん教育(小・中・高)について」
☆「日本は健診率がまだ低い。早期発見、早期治療で治ることが多い。」
☆「『純度の高い専門性』と『社会的包容力』」
☆「風貌を見て心を読む」
☆「顔は変えられないが、顔つき(風貌)は自分の責任で変えられる」
☆「『冗談』を本気でする人物が必要」
☆「3分でお祈りでなく、30分間話を聞く」
☆「一つの細胞を地球の大きさに例えると、染色体は国の大きさ、遺伝子は町の大きさ、一個の塩基は一人の人間の大きさ。一人の人間が地球をがん化させる。」
☆「沈黙で終わったらダメ。沈黙をお茶を飲んで待つ。」
☆「物事が起こった時にどのように反応するのか?」
☆「反応の仕方を勉強する」
☆「『速効性』と『英断』」
☆「生きるとこが、がん化への道」
☆「20~30年の時間がかかってがんになる」
☆「1cmのがん」
☆「ペット検査」
☆「正常細胞は自分の持ち場を離れると死ぬ」
☆「がん細胞は、たくましい。」
☆「禁煙」
☆「山極勝三郎(1863-1930)」
☆「自分のオリジナルで流行をつくれ」by 吉田富三
☆「がん細胞で起こることは人間社会でもおこる(がん哲学)」
☆「尺取虫運動で生きる」
☆「がんと認知症」
☆「天寿がん」
☆「がん細胞は、真の目標を見失った細胞集団」
☆「がん細胞に、本来の役割を与えるとおとなしくなる」
☆「共存」
☆「因幡の白兎の現在的意義」
☆「1人の人間を癒す為には1つの村が要る」
☆「人生に疲れたら墓に行く」
☆「人生の機軸を求めるために、先人の会話の立ち聞きをする」
☆「勇ましき高尚なる生涯」
☆「所詮、我々には、座布団一枚の墓場しか残らない」
☆「がん哲学外来」
☆「一週遅れの先頭の責務」
☆「最後に残るのは品性」
☆「あなたはどこにいるのか?自分の居場所を失っている(創世記3章)」
  「私はここにいます。私を遣わしてください(イザヤ)」
  「あなたを遣わします(ヨハネ)」
☆「ラジオNIKKEI  9:00~9:30pm 毎月第1日曜日」
☆「『寄り添う』と『支える』は違う」
☆「『会話』と『対話』は違う」
☆「人生いばらの道however(にもかかわらず)宴会」
☆「人は、最後に『死ぬ』という大切な仕事が残っている」
☆「本物は、ごみの中に輝く」
☆「医師の2つの使命」
☆「病気であっても病人でない」
yodobashimedicalcafe (4)  yodobashimedicalcafe (3)

 

「偉大なるお節介症候群」項目(10ヶ条)
①「役割意識&使命感」
②「練られた品性&綽々たる余裕」
③「賢明な寛容さ」
④「実例と実行」
⑤ 世の流行り廃りに一喜一憂せず、あくせくしない態度
⑥ 軽やかに、そしてものを楽しむ。自らの強みを基盤とする。
⑦ 新しいことにも、自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって努力する。
⑧ 行いの美しい人(a person who does handsome)
⑨「冗談を実現する胆力」〜 sense of humor の勧め〜
⑩「ニューモアに溢れ、心優しく、俯瞰的な大局観ある人物」

   yodobashimedicalcafe (2)

 

その後、コーヒー(お茶)とお菓子を囲んでトークタイム。
どのテーブルも話に花が咲いていました!
どなたの顔も生き生きされていました。
その間に個人面談も数名行ってくださいました!感謝!

yodobashimedicalcafe (11)  yodobashimedicalcafe (12)

 

そしてもう一度、樋野先生から心の処方箋を頂きました☆

yodobashimedicalcafe (21)  yodobashimedicalcafe (15)

☆「先憂後楽(元気な時から準備)」
☆「手帳にカフェの予定が書ける」
☆「どのように反応するか」
☆「ユーモアが必要」
☆「あらさがしではなく、歯を食いしばって人を褒める習慣をつけると人生が楽になる」
☆「看板かじり」
☆「マイナス×マイナス=プラス」
☆「『自分でやりたい』」ではなく人に任せる。譲る」
☆「バイリンガルとダブルメイジャー」
☆「ダブルメイジャー(衣食住のための仕事と、生きがいのためのこと)」
☆「一人の空間で自分でコントロールできるものをもつ(読書)」
☆「寝る前に30分間本を読む習慣をつける」
☆「境遇に関わらず」
☆「バイリンガルのような脳になろう!」
☆「一喜一憂しない(今日は苦しむだけ苦しみ、明日は笑う)」
☆「同心円ではなく、バランスの上に楕円形に生きる」
☆「Whyは誰も答えられなくても、Howは答えられる。」
☆「相反するものが共存することによって生命現象が保たれる」
☆「自分の役割に専念。純度の高い専門性→社会的包容力が出てくる」

yodobashimedicalcafe (14)  yodobashimedicalcafe (1)

参加者の皆様からは次のような声を頂きました。
☆「よくわかりました!あとは、実践するのみですね!」
☆「1年間繰り返し繰り返し聞くことで、骨の髄まで薬が入っていく感じを体験しました。」
☆「日常生活の中ですごく役に立っています」
☆「人との付き合い方が変わった」
☆「ストレスが俄然減りました」
☆「私はがん患者なので体力的に前半しか参加できませんが、いつも楽しみにしています」
☆「初めて参加しましたが感動しました」
☆「また来月参加したいです」
☆「ケーキがおいしかったです」
☆「同じテーブルの方にお話をきちんと聞いてもらえてスッとしました」

 

次回は、8月30日(日)13:30~16:00です。ご期待ください!セミナーの後、カフェの時間がもたれます☆個人面談も3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。

 

※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

ちなみに、「一般社団法人 がん哲学外来」のHPにも今後の予定が毎月アップされる予定です☆

※淀橋教会への行き方は こちら

 
        15medicalcafenewweb    yodobashimedicalcafe (26)