第1回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」
7月6日(日) 待望の「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」がスタートしました!
「がん哲学外来 メディカル・カフェ」は、診断・診察の場ではなく、「真の心の通じる対話とは?」「寄り添うとは?」を学び合う「人間学」の場です。人は言葉によって傷つくこともありますが、言葉によって癒されるのも事実です。「外来」と呼ぶ理由は、外(その建物以外の所)から、カフェの場所に来るから「外来」とのこと。お茶を飲みながら、共に場を共有し、共に泣き、共に喜び・・・帰る時には心が軽くなる場、それがメディカル・カフェです☆
今回は、100名以上の方が集って下さいました。がん患者の方々、ご家族の方々、ご友人の皆様、またはご自身の将来の備えのために・・・と、それぞれの思いをもちながら、皆様ご参加くださいました。
今は数人に一人はがんにかかると言われている時代。参加者の皆さんの目も耳も心も・・・全てをもって、順天堂大学の樋野興夫先生の講演に集中していました。「何か生きるためのヒントを」「寄り添うためのヒントを」「人間らしく生きるためには?」・・・どなたの目も真剣そのもので、先生の話に聞き入っていました。
そんな緊張感の中、柔和な穏やかな樋野先生からは、キラキラと命の宝石のような癒すことばが次々と溢れてきました。
「人生いばらの道、されど宴会」「病気であっても病人ではない」
「悩む者には毎日が不吉の日であるが、心に楽しみのある人には毎日が宴会である。」新改訳聖書 箴言15:15
がんの研究をすればするほど、人間関係にも適応できる「真理」を発見なさった樋野先生からは、実に興味深く、こころに届くお話を伺うことができ、参加者一同目からウロコでした。
今回は前半が講演会でしたので、医学的な話も交えたお話しがあり、後半はカフェと、樋野先生からの心温まる講和でした☆
カフェでは、どのテーブルも楽しそうでした。また、「こんな機会でもないと言うこともなかったけど~実は~」と涙ながらに体験を語ってくださる方々も複数。
「来月もまた来ます~」「ご連絡下さってありがとうございました」「参加して良かった!」「今度は友達を誘います☆」「こんな場が欲しかったんです~」「もっと早くこの場があったら、母(既に天へ)は喜んで来たはず」「今度はケーキが食べたい☆」・・・など多くの感想を皆様から頂きました。
次回は、8月17日(日)13:30~15:30で淀橋教会を会場に行われます☆
日本・世界を駆け巡っている樋野先生が、来月もお越しくださる予定です!
個人面談をご希望の方は、毎回3日前までに事前予約が必要となります。
yodobashi@church.email.ne.jpまたは03-3368-9165の中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡いただき面談をご予約下さい。
※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日そのままお越しください。
皆様のお越しをお待ちしております!
※淀橋教会への行き方はこちら
なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今後の内容は こちら にアップしますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。