「がん哲学外来 メディカル・カフェ」という言葉にあまり聞き覚えがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。「一般財団法人がん哲学外来」には以下のように記されています。
多くの人は、自分自身又は家族など身近な人ががんにかかった時に初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、
一般財団法人がん哲学外来から引用
これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。
一方、医療現場は患者の病状や治療の説明をすることに手一杯で、がん患者やその家族の精神的苦痛までを軽減させることができないのが現状です。
そういった医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるべく、「がん哲学外来」が生まれました。科学としてのがん学を学びながら、
がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です。
このプログラムは、診断・診察の場ではなく、「真の心の通じる対話」、「寄り添うこと」などを学び合う人間学の場です。
お茶を飲み、講師の先生のお話を聞きながら、それぞれの思いを共有し、共に泣き、共に喜び・・・帰る時には心が軽くなるメディカル・カフェ、是非一度ご参加になられてみませんか?