第21回「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」

今回も木曜日13時15分からでしたが満席でした!
初めて来られた方も5名程おられました。


本日も東奔西走の樋野先生が駆けつけて下さり、今回も「樋野スマイル」を沢山拝見でき癒されました!不思議と樋野先生のどんな表情も柔和で癒し系であるのですが、とびきりの笑顔を毎回楽しみにされている参加者の方も多いです。本当にありがとうございました。

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今回初めてオープニングに「365日の紙飛行機」を歌ってみたのですが、皆さん大熱唱でした!

早速、使命に生きておられる「樋野語録」のおすそ分けです。

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☆「恵みのわざをもたらす種まき」

☆「明日のことを思い煩わないほうが良い」

☆「だいたいのことは『ほっとけ』」

☆「がん患者を癒す哲学と対話」

☆「週刊文春(3月10日号)の記事のトップページに5人(内村鑑三、吉田富三、新渡戸稲造、矢内原忠雄、南原繁)の写真が載っていることが格調高い」
 →意外性があって気になる
 →明治以降いい加減でないと思われている5人

☆「沈黙の春」を訳したのは南原実(南原繁の長男)
 「今や分かれ道に」どっちに行くか選択。自由意思。

☆「尊敬する人がやっていたことをやりたいと思うと長続きする」

☆「『優しく、丁寧に、しとやかに』対話する(訓練)」
 →『相手にとって最善なことは何か』を見極めたうえで接する。
 →自分の気持ちで接すると相手を傷つける。
 →何か言いたい時は、まず30秒間下を向いてお茶を飲んで考える。

☆「みにくいアヒルの子」
 →自分の役割、使命を知る

☆「あなたはそこに居るだけで価値がある存在」

☆「継続は大変であるが重要。継続性は、人間の本質を問う」
 →境遇に関わらず、艱難突破する

☆「優先順位をつけられる人はプロフェッショナル」
 →速効性と英断

 

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個人面談も充実した時をもたれたようで、それぞれに暗闇に光が射すような経験をされたようです。
また、同時に各テーブルごとのティタイム(対話の訓練、分かち合い)では、初めてお会いされた方々とは思えない程に和気あいあいとお話されていました。

各テーブルリーダーたちから
☆「『しとやかに』と言う言葉は、最近聞かないし、そのように生きていくのは非常に難しい中で、今日樋野先生の口からこの大切なことを教えて頂けて良かったです。また、同じテーブルで『頭では分かっても実践は難しいね~確かに訓練ね』と心の内を共有できたのが嬉しかったです。」

☆「樋野先生の話を伺っていて、入院していた時に自分よりももっともっとひどい状況の人から慰められたり、励まされたことを思い出しました。」

☆「今日も新しい出会いに感謝です」

☆「毎回楽しみにしています。しっかり充電してまた来月まで進むべき使命の道を歩いてきます。また会いましょう!」

☆「今日のお話にも感動いたしました。来月また来ます」

などの感想が聞かれました。

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その後、「抗がん剤の副作用ですごく苦しんでる方がおられるのですが、もっと楽になる方法はないのでしょうか?」という、参加者からの質問に対して樋野先生は、

☆「目下の急務は忍耐あるのみ」

☆「病床にも知恵あり」  
 →病気のことばかり考えず
 →にもかかわらず宴会
 →人間は不条理の世界で生きてる 
 →『なぜ』は分からない。『いかにして』は自由意思。
 →自分のことを考えると、家族のことを考えると・・・治療するかしないか・・・
 →誰か関心をもっている人がそばに居るならば自分のことはどうでもよくなる

☆「グレーゾーンを確信をもって語るには愛が必要」
 「あいまいなことをあいまいに答えるのが科学的=わかりません」
 →医学的な勧めはできるが、自由意思で決定する時代

☆「どうなってもいいという良い覚悟」
 →明日死んでも良いとおもえるぐらいの人間になる

☆「決勝点を見通した視点」
 「空の上から道路を走る車を見る視点」
 →車の運転席から見るのではなく
 →自分の使命、役割さえ分かれば悩まなくなる
 →人と比較する必要ない(人間は比較で悩んでいる)

☆「必ず後ろから見て、最後まで見捨てない人がいるだけで良い」

☆「勝海舟の臨終の言葉は『人生これでおしまい』」
 →役割を積極的に意識的に歯を食いしばって果たした

☆「内村鑑三の娘の臨終の言葉は『もう行きます』」
 →天国に行く

☆「人間は最後の5年間が勝負」

などと丁寧に分かりやすく答えて下さいました。

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また続いて「樋野先生の夢」について熱く語って下さいました。なんと「天国でがん哲学カフェを『5人』とやること」でした。
この人物と一緒にテーブルに座ってカフェができるならば、『地上の悩みなんてどうでも良い』と思え、自分のことに無頓着になり、大胆になれるそうです。

☆「自分のことで一喜一憂せずに、人に自分の人生をプレゼントする」
 →プレゼントを相手の心に残して去っていく

☆「私はここにいます。わたしを遣わしてください」
 →どんな境遇に関わらず、使命に生きる  
 →寝たきりの人でも使命がある

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本日も樋野先生の格調高いお話を分かりやすく、具体的に教えていただけて感謝でした。
人間は「忍耐」と「自由意思」を持つことができるようです。自分や目の前の問題から目を離して、上(天)から客観的に見れるのも人間ならではのことのようです。

 

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皆さん、ほぼ初対面で、初めは緊張気味でしたが、いつの間にか打ち解けられており、同じテーブルで知り合えた仲間達とのお茶の時も良き思い出になったそうで、会が終了しても、名残惜しそうにお話されていました。

来月またお会いしましょう!

 

ご多忙の樋野先生の霊心体が守られますように。来月も期待致します!!!
次回は、4月7日(木)13:30~16:00です。ご期待ください!(当初の予定から日にちが変更になっていますのでご注意ください!)

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※5月19日(木)が時間変更になっています!
 11:00~13:30です。お菓子の代わりにミニパンなどをご用意させて頂く予定です。

※7月3日は2周年記念で大江のぞみさんによるヴィオラの演奏がありますのでご期待ください!

※個人面談も3人程可能ですが、事前申し込みが必要です。個人面談をご希望の方は、3日前までに yodobashi@church.email.ne.jp または03-3368-9165 で、中村和司/市川牧子担当教師宛でご連絡「○月メディカルカフェ面談予約」でお申し込みください。

 ※個人面談が不要の場合は、登録の必要はございません。当日お気軽にお越しください。

※ご多忙の樋野先生のご都合などにより3週間ほど前までは日程変更もありえますので、このサイトや電話などで直前に今一度ご確認くださいませ。

 

 

なお、「がん哲学外来 メディカルカフェ@よどばし」の第一回目から今回までの内容は こちら にアップされていますので、時折思い出しては何度も読み返してみられるのも良いかもしれません。先生の顔写真などの画質は相当小さくしていますが、雰囲気はお楽しみ頂けると思います。

 

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樋野先生の出版されている著書は実に沢山あるのですが、以下の本などは「がん哲学外来 メディカル・カフェ@よどばし」でもお買い求めいただけます。本当に連日テレビや雑誌で樋野先生や「がん哲学外来」や「メディカル・カフェ」が取り上げられています。すごいです!

樋野先生の柔和な表情をご覧いただくだけでもほのぼのしますが、ことばの処方箋素晴らしいですね!よく効きます!無料!副作用ゼロです!年間の予定が出ていますので、是非、お気軽にいらしてください。途中の出入りもOKです!

 

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どなた様も、お気軽におらしてください☆

がんの方も、がん患者の家族の方も、人間関係に疲れておられる方も、元気な方も、初めて方も、「将来のために」備えたい方も・・・どなた様も大歓迎です☆

ところで、本日は、樋野先生をこよなく尊敬する方からのご配慮で、会の始めに皆さんと「Happy Birth day to You」を歌うことができました。先生、ますますお元気でご活躍ください。先生を通して「言葉の処方箋」を待っておられる方がまだまだたくさんおられます!おめでとうございます!
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※淀橋教会への行き方は こちら

 

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さて、この素晴らしい樋野先生の講話・・・実は日本各地、時には海外で連日のように講演をされています。
ますます全世界に向けて発信ですね☆詳しくは 「一般社団法人 がん哲学外来」 をご覧ください。