独自の歴史を持つユダヤ人が受け継いできた旧約聖書。
そこに証しされた救世主、イエス・キリストが約2000年前に降誕され、神の福音を宣え伝え、十字架にかかり、3日目に復活されました。
そして福音の宣教を弟子たちに託して昇天され、教会が誕生して行きます。その後、ペテロ、パウロといった使徒たち、弟子たちによってキリストの福音は、ローマ帝国中に見る見る内に拡がり、激しい迫害にもかかわらず4世紀にはローマ帝国の国教にまでなりました。
11世紀にはローマ・カトリック教会が誕生しますが、その腐敗と共に16世紀にはマルティン・ルターをはじめとする宗教改革者たちによってプロテスタントの諸派が生まれていきます。
イギリスは独特の改革の道を辿り聖公会が生まれますが、18世紀にジョン・ウェスレーが福音を体験しメソジスト教会を形作るなかに、社会改革と福音運動が拡がって行きます。そしてアメリカを舞台にしてのリバイバル(信仰復興)運動につながって行くのです。
19世紀末、中田重治はアメリカでこの福音を体験し、日本でホーリネス教会を誕生させました。
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